
子どもの頃のいい思い出がまたひとつ消えてしまいました。
まずは常田富士男さんのご冥福をお祈りいたします。
【訃報】
TVアニメ「#まんが日本昔ばなし」のナレーションでお馴染みだった常田富士男さんが、昨日18日の午後、永眠されたそうです。市川崑監督の金田一シリーズでの飄々とした演技も魅力的な方でした。故人のご冥福をお祈りします。
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— 映画.com (@eigacom) 2018年7月18日
いわずとしれた常田富士男さんは、
「はて?パズーににた子鬼だ。おまけに女の子の子鬼までおるわい。」
のセリフが印象深い「天空の城ラピュタ」ポムじいさん役もされていましたが、何と言っても「まんが日本昔ばなし」のナレーションが最強でした。
さまざまな作品に出演されていた常田富士男さんでしたが、どんな作品であっても、あの声を聞くと全部「まんが日本昔ばなし」のような気がしてしまうくらいです。
まんが日本昔ばなしが再放送されない理由は「放送禁止用語」
「まんが日本昔ばなし」はDVD化され、近所のツタヤでもレンタルできるようになっていますが、「再放送」される予定はなさそうですね。
その理由は「放送禁止用語」という名の自主規制です。
放送禁止用語っていうのは、別に法律で決まっているわけではなく、単にクレームが来た言葉はもう使わないという放送業者による自主規制にすぎません。
「まんが日本昔ばなし」は、その一部がAbemaTV(家族アニメチャンネル)や時代劇専門チャンネルで再放送されたこともあるようです。
しかし、放送禁止用語という自主規制が取っ払われない限り少なくとも、「まんが日本昔ばなし」で扱った「昔ばなし」の全話がテレビで再放送されるという可能性はゼロでしょう。
- 「あしたのジョー」
- 「みなしごハッチ」
- 「機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)」
も、全部、放送禁止用語という自主規制が理由によってテレビでは再放送されないとか…。
今後も、クレーマーによって放送禁止用語がどんどん増えて、再放送されないプログラムも増えるのでしょう。
あの~クレームをつけている人にいいたいのですが、「この言葉は悪い、この表現は良くない、使うべきじゃない」っていうは、自分で判断しますから出しゃばらなくて結構ですよ。
自分が視たり聞いたりして不快な番組なら、視聴しないようにしますから、あなただけの「枠」をハメていただかなくても大丈夫です。
まさに、大きなお世話ですよ。